『Avernum5』リリース

Spiderweb Softwareの新作シェアウェアRPG『Avernum5』が、日本時間で昨日あたりにリリースされた。
今回のリリースはMac用のみで、Windows版は来年の年明け以降になるとのこと。また、Leopardでの表示に割と致命的な問題が発生しているようなので、Leopardを入れている人は修正版がでるまで少し待った方がよさそう。


広大な地下世界を舞台にした、クォータービューのクラシックなRPGの5作目。
久しぶりに訪ねたサイトでリリースに気がついてダウンロードし、とりあえずフリー領域の終わりあたりまで遊ぶ。
ネタバレなのでとりあえず続きへ送る。


今度のPCパーティは、一連の作品で初めての帝国軍兵士。皇帝暗殺未遂犯を追うための新兵としてAvernumに送られるところからゲーム開始。
スタート地点は地下世界の北西の角あたり。Avernum(無印)では巨人の支配領域、Avernum2ではHarstonの街があった場所の近く。
ワールドマップを見る限りでは、Abyssのあたりはマップ外で、この世界全部を回ることは出来ないらしい。


最初の砦でいきなり(チュートリアルを兼ねた)襲撃が入るあたりは、シリーズとしてもお約束か。
とりあえず襲撃を生き延びて上官にミッションをもらい、プレイヤーにとっては懐かしい、PCにとっては初めてのAvernumへ。


しばらく前まで不倶戴天の敵であった帝国の兵士、ということで、一般の人々の反応はかなり悪い。現地の住人と戦闘すると外交問題になるため、しばらくは派手に暴れない方がよさそうだ、と判断し、依頼人から倒していいと明言されない限りは、人間(及び市民権のある亜人種)相手の戦闘はなるべく避ける方向で進む。
砦を出てすぐのところに居座った盗賊をなんとかしてほしいと依頼されるが、手下のオオカミを倒しただけで、あとは威圧と金貨で解決。


なんとかNew Harstonの街に着き、市長に上官から頼まれた通行許可証を申請したところ、周辺の田畑を荒らす害虫の出所を潰してくれたら、という条件をつけられる。
MP不足に悩みながらも、害虫を操っていた魔術師をなんとか倒す。
魔術師の砦の中に、明らかに中に何か(しかもおそらく貴重な品物)があるのはわかっているのに、ついに開き方がわからなかった隠し通路が一ヶ所あった。あとで調べたところだと、どうやら瀕死の魔術師を見逃してやらないと、通路の入口が開かないものらしい。生き延びた魔術師があとで悪さをすることはないようなので、ここは逃がした方がよかったか。


Harstonに戻り、知事に通行許可証をもらってみると、許可対象の氏名欄には自分たちの名前が。砦の上官にとっては満足のいくものではなかったようだが、とりあえず各地を旅することが出来るようになったので一安心。


報告ついでに、上官から水晶を渡されて、テレポータの使い方を教えられる。街や砦の隅に立っている、何かをはめ込むところのある謎の柱はこれだったのか。
テレポート先は、Harstonの東で見かけた、入口の閉じていた大きな建物。そこでも大量の水晶を渡される。各地で見かけた同じ柱にはめ込んでくれば、この建物に戻る&再びその柱まで飛んでいくことが出来るようになるとのこと。


テレポータの建物周辺を探索していると、ゴブリンの砦に行き当たる。相手がモンスターなので何も考えずにサクサク斬り進んでいくと、一番奥にはジャイアントがひとり。なにやら交渉を求めているようだが、交渉材料がないので戻るしかない。ゴブリンの中に名前がついたものがいたりしたので、ひょっとしたら、もっと先で何か条件を満たしてから、あくまで平和的に来ないといけない場所なのかもしれない。


ゴブリン砦を出て、ネズミの親玉の領域へ。閉じ込められる→涌いてくるネズミの群れを倒す→ゲートが開いて先へ進む、という手順を繰り返して、ネズミを操っていた人間に遭遇。ここも何か交渉の余地があるらしい会話になるが、結局説得できずに倒す。


その他の細かいサブクエスト(のうち、今までの行動範囲で出来るもの)を済ませたので、新しい土地へ旅立つべく船着き場へ。途中の道で、出迎えにきたという帝国の魔術師に出会って、何も考えずにホイホイついていったところ、見事に罠だった。
襲撃をなんとか乗り切って船着き場に着いたところで、シェアウェアデーモンが登場。船に乗ろうとするとアラートが出て乗れないところをみると、ここまでで無料領域は終わりらしい。
Spiderwebのサイトからキーコードを発注して、現在到着待ち中。