Avernum6プレイ記録:The Abyss

3本一組のメインクエストセットを終えて、報告に戻る。
階級が上がり、これからは諜報部で働いてほしいとのこと。いままでの上官の気の毒がりつつ恐れる様子が気になるが、とりあえず顔を出しに行く。
恐ろしげな拷問尋問用具が多数置かれた長官室にいたのが、諜報部総司令のLevittだった。彼は流刑地The Abyssの出身で、帝国の捕虜→帝国兵→Avernum軍の捕虜→Avernum軍諜報部、という複雑な経歴の人物である。
くだくだしい前置きは不要、ということで、早速任務を受けてしまう。

メインクエスト:ドラゴンからの使者

地下世界に残る最後のドラゴンMelanchionが、政府への何らかのメッセージを携えた使者を派遣してきた。その使者が何らかのトラブルに遭遇して足留めを喰らっているので、トラブルを解決してメッセージを受け取ってきてほしい、というのが任務の内容。

Abyssへ

彼らがいるはずのThe Abyssへの通行許可を得て、入口となるFort Saffronへ。砦の司令官に話を聞く。
最近の兵員不足のため、Fort Saffronの北にあって関所の役割をしていたFort Spireが閉鎖され、空き家となった砦にはAbyssの兵士が入り込んだという。足留めを喰らっている使者の少なくとも一人が、どうやらそこにいるようだ。
Saffronから北に抜け、巨大な渓谷の中に島のように浮かぶFort Spireを目指す。道中で若干の山賊などに遭遇はしたが、砦自体はいまのところそれほど危機的な状況ではないようだ。
Fort Spireの中では、Abyssから派遣された兵士がキャンプを張っていた。みんな入口近くに固まっているのでどうしたことかと事情を聞いたところ、ドラゴンの使者がフロアのほとんどを占拠していて入れない、とのこと。通行してもいいか、と聞くと、勝手にしろ、という返事が返ってきた。
内部をうろうろしているトカゲを適当にあしらって、砦の中へ。司令官の椅子を占めてくつろいでいるトカゲ人が、目的の使者だった。敵対しては来ないので、とりあえず話を聞く。
ドラゴンの元から派遣された使者は、元々二人一組だった。Abyssから南下してくる途中で二人ははぐれ、そのうちの一人、しかも肝心のメッセージを所持している方が、どこかで行方不明になってしまったという。彼を見つけてメッセージを取り戻してほしい、ということを、改めて頼まれる。

二つの街

砦から北に出て、Abyssに二つある都市のうち南側のSpireへ。Fort Spireと名前が似ていてまぎらわしい。
この街Spireと、北にあるもうひとつの都市Barghaは、シリーズ第1作の頃から折り合いが悪い。正面切っての戦闘状態にはならないが、いつもお互いに首長の暗殺その他の陰謀を企んでいる、という状態になっている。
街で聞き込みをしてみたが、そのような人物はここには来ていない、という。Barghaにいるのでは、という情報を得たので、そちらに向かうことにする。


北上してBarghaに向かうと、何やら物々しい厳戒態勢が敷かれていた。郊外に住む農民たちも、農作業の間以外は都市の外に出してもらえないようだ。ドラゴンの支配域がこの都市のすぐ東に接していて、関係は決してよくない、というか、いつ侵攻されるか、という緊張状態にあるという。
街の西半分、商店や民家のあるエリアなら出入り自由、という許可を得たので、街で聞き込みを開始したが、市民たちの口は重い。軍司令官でもある市長が、武力を背景にかなり強い独裁を行っているらしい。
市長に面会して使者のことを聞いてみると、そんなやつは知らん、とつれない返事。何かを隠している様子があったので、探ってみることにする。
前々作で、街の西門を出てすぐのところに隠し通路があったのを思い出し、その辺りをうろうろしてみる。街から出てきた兵士が近づいてきたので、隠れて様子をうかがっていると、壁に隠された通路の入り口を開いて中に入って行った。
通路を下った先は、多数の兵士が詰めた兵舎のような場所につながっていた。矢狭間越しに撃ってくる兵士を倒しつつ奥へ進むと、その一番奥は牢獄。予想通り、行方不明の使者の一人が捕えられていた。
牢を開けて彼に脱出ルートを教え、メッセージの紙片を受け取って脱出。恐れていたBargha全体の敵対化もなく、その後はFort Spire、及び城での報告を終えて、メインクエスト完了。

サブクエスト各種

魔法のナイフ

城の魔術師に回収を頼まれた魔法のナイフ・Blessed Athameは、Fort Saffronの上層の牢獄から東に出たところにある、かつて盗賊の砦だった建物の中にある。
この地域に来てすぐだとかなり苦労するレベルの敵が出るので、ある程度レベルが上がってから来るのをお勧めする。

上階の悪魔

Fort Spireの上階には、コウモリを使役する強力な悪魔が巣食っている。クエストの対象ではないが、余力があるなら挑戦してみるのもよい。

書類回収

Fort Spireの廃止時に、重要な書類のいくつかが回収されないまま置き忘れられた。回収して、Fort Saffronの司令官に渡すこと。

追い剥ぎ掃討

Fort SpireからAbyss南部への出口付近に、追い剥ぎの一団がたむろしている。Abyssへの流刑者に支給される装備品を狙っている彼らに対して、Fort Saffronから掃討命令が出ている。
Fort Spire方面から出て西側東側(2010/04/12訂正)すぐのところにいる、兵士を名乗る怪しい一団がその正体。さっくりと討ち取ってしまってOK。

消える盗賊

Spireの西方の路上にキャンプを張っている旅商人から、付近を荒らし回る山賊の話を聞くことができる。彼らのアジトはキャンプの東、小さな岩山に隠された洞窟の下にある。かなり強い魔術師がいるので注意。

Darkside Loyalistsの残党?

前々作、及び前作で敵だったテロ集団・Darkside Loyalistsの残党が、Abyssのどこかにアジトを構えているようだ。
Spireの西から狭い通廊を通って出た先の林、Avernum4でもDarkside Loyalistsの最大のアジトがあったところに、狩猟小屋に偽装した隠し砦が残されている。特に下層では非常に強い敵が出るが、証拠を手に入れるだけなら上層を掃討すればOK。証拠品になる手紙をFort Saffronの司令官に持ち帰れば任務完了。

不法占拠者

Spireに避難中の農民Tizaneの家を、オーガのごろつきの一団が占拠している。彼らを倒して本来の持ち主に報告すると、謝礼がもらえる。

Barghaの裏口

Spireの司祭が、Barghaの市庁舎に通じる裏口を探している。宿屋の客室の裏手にある隠し通路がそれ。侵入したところを見つかると街全体を敵に回すので、確認だけしたらさっさと戻るが吉。

虫汁集め再び

Spireの司祭が、薬の原料となる特殊な虫の汁を集めている。生物の肢を持ってAbyss西部の川岸をうろうろしていると虫が襲ってくるので、倒しつつ一定量の汁を集めて持って行こう。

モンスター闘技場

Spireの闘技場では、賞金と引き換えに戦う戦士を募集している。数度続けて戦いを申し込むことが出来るが、出てくる敵はかなり強い。また、モンスター何組か→冒険者パーティ、と、回を重ねるごとに相手が急速に強くなるので注意。

立ち退き執行

Barghaの西門の外に、たった一人で立ち退きを拒否している農家がある。主を説得して市内に立ち退かせること。良心が咎めるなら、依頼を受けなくともよい。

トラップ処理

Barghaの地下を通る避難用通路に仕掛けられた罠を交換するため、古い罠を解除・撤去する必要が発生した。西の城壁の北端にある階段から降りて、通路にある罠を全て解除したら、魔術師のOenslagerに報告すること。