ユニボールシグノ極細

年単位で放置されていた文具墓場から、数年前、出始めの頃に買ったユニボールシグノの極細(色はラベンダーブラック)が出てきた。渋い色のカラーボールペンがまだ殆どない頃だったので、セピアやボルドーブラックと合わせて嬉々として買い込んだのをうっすらと覚えている。
普段使いのペチットワンで5mm罫のノートにみっちりと字を書き込むのは流石に辛くなってきていたので、少し試し書きをした上で使いはじめてみたのだが。
何しろインクが出ない。軸を見る限りではインクもまだまだあるし、気泡が入っている様子もないのだが、一行ほど書くとカスカスになってしまって、なだめすかしてはまた続き、という書き方をせざるを得ない。早いメモ取りにはかなり厳しい。
数日前に別のところで見つけていた、同時期に買ったとおぼしきボルドーブラックは何ともないので、ひょっとしたら保管状態が悪くてインクがダメになっているのかもしれない。