デスクペンの軸など

最近使っていなかったペン立てから、古いペン軸を発掘した。
数十年前に生家で使っていた帳簿用デスクペンの軸で、何かの機会に譲り受けて持ってきたものだったと思う。
物心ついた頃には家で使われているデスクペンはカートリッジ式万年筆に切り替わっていたが、まだ新しいインク瓶があったので、つけペンからの切り替えからそれほど時間は経っていなかったのだろう。
白い軸の手元部分がピンク色のタイプで、赤インク用。他に手元が黄緑色の青インク用があったはずだが、いまは見当たらない。

手元の部分はピンク色透明と白パールのマーブルになっている。ほぼ擦りきれてしまっていて写真では見えないが、金色の「HOSIYA 115」という刻印がある。

下の写真は以前にやはり不使用ペンの墓場から発掘したガラスペン/つけペンの両用軸。「WRITER」という刻印が入っている。
手元部のマーブル模様や刻印のタイプなどがよく似ているので、おそらくこれも同じメーカーのものなのだろう。