Avernum6プレイ記録:再び城へ

なんだかんだで赴任先がなくなってしまったので、城へ逆戻り。
這々の体でGreat Portalを出ると、周辺に集まっていた避難民がきれいさっぱり姿を消していた。
地上への現状唯一の脱出路が塞がれてしまったため、パニックとあきらめが半々の確率で発生しているようだ。

再び城直属の勤務に戻り、周辺3箇所の街や砦にヘルプに出ることになる。
前回がそうだったように、メインのクエストを三つまとめて与えられたときは、どれかの完了報告をする前に全部受けて話を聞いておくこと。でないと、どれかひとつを報告した時点でクエスト未受領の地域に入るすべがなくなる。

Tower Colony:書類の回収

Great Portalから東へ抜けるゲートを開けてもらい、火山地帯にある魔術研究拠点Tower Colonyへ。魔術師は総じて寿命が長いようで、シリーズの第一作から見知った顔が複数いる。
ここでの任務は、地上へのテレポータを修復するために必要な書類を回収すること。書類は2Fの実験室にあったのだが、先だってのテレポータ崩壊事故の衝撃でこちらにあった実験設備が大破。2F全域に異界から漏れ出したモンスターが巣食ってしまって近寄れないのだという。
2F中央には現状では歯が立たない強さのデーモンがいるので、周辺をぐるりと迂回して通ること。書類は渦巻状に通路を抜けた最終地点あたりにある。
また、数体のかなり強い虫型モンスターが、中央から四方に通じる通路を往復している。無理すれば倒せない相手ではないが、どうせ倒しても時間が経つと復活してしまうので、巡回のペースを観察して避けて通った方がいい。

サブクエスト:ノート回収

砦の魔術教師が、先日大破したGreat Portalの地下作業室に置き忘れた記録ノートを取ってきてほしいという。ノートのある地下の元居住区はいまやデーモンの住処になっているうえ、護衛用のゴーレムまでが襲ってくるかなりハードな状況。
決して楽なクエストではないが、報酬として教えてくれる呪文Dispel Barrierは今後の探索に必須の呪文であり、ここ以外ではシナリオのかなり先まで手に入らない。ちょっと無理をしてもこなしておくのが吉。

サブクエスト:立ち退き依頼

大魔術師Xが、塔のすぐ外にある実験場に居座ってしまったデーモンに立ち退きを求めている。
ある程度の戦闘を覚悟のこと。

サブクエスト:魔法の金床

上記の立ち退き作業を完了すると、今度ははるか北の砦・Fort Dracoにあるという魔法の金床を見てきてほしい、という依頼を受ける。
Fort Dracoは現在敵の占領区域のただ中にあり、敵味方ともに入れないよう厳重に封印されているので、クエストの完了はシナリオがかなり進んでから。

サブクエスト:階上の悪魔

書類の回収を済ませると、今度は階上中央に巣食ったデーモンの掃討を頼まれる。
デーモンは非常に強く、また自力解除不能な死の呪いをかけてくるので、いまの状態では太刀打ちできない。少なくとも上記の金床のクエストを終えるまでは待つ必要あり。

サブクエスト:廃棄物処理

Tower Colonyの魔法廃棄物の最終処理は、すぐ北の沼地に住むオーガの一族に任されている。彼らの居住地に作られた最終処分施設の視察が依頼内容。
地下にある処理場に入ると、オーガの手で入口にフタをされてしまう。「絶対安全」と称して押しつけたのがどんなものか身をもって思い知れ、というわけだ。内部には漏れ出た魔法廃棄物で変異を起こしたオーガがうろうろしており、人間を見ると襲いかかってくる。
オーガを倒しながら進んだ先には外に出るゲートがあるが、中央西(2010/02/09訂正)のひとつ以外の先は袋小路。残るひとつも、非常に強いモンスターの徘徊する回廊になっている。モンスターの接近は気配で分かるので、遭遇しないように気をつけつつ脱出。


結果を報告に戻ると、管理不行き届きを理由に件のオーガ一族の掃討を命じられる。受けても受けなくてもシナリオの大筋は変わらないので、ロールプレイと経験値お宝その他を考えた上でお好みで。

サブクエスト:逃げたモンスター

前述の廃棄物処理エストで避けて通ったモンスターは、実はTower Colonyから逃げた実験動物。行先を突き止めてほしい、という依頼が仕事掲示板に貼られている。
接近に注意しながら、8の字型の通路の南端にある巣を確認して報告すれば、最初のミッションは完了。
(2010/02/09追記)巡回ルートの関係か、火山地帯南端の入口から入ると降りたとたんに鉢合わせしやすいようだ。前記のオーガの廃棄物処理エストのついでにこなしておいた方がよいかもしれない。
次にはモンスターそのものの「処理」を命じられるが、この地域に来たくらいのレベルだと苦戦どころか即座に全滅しかねない相手なので、少なくとも上位&全体回復呪文を覚えてからにしたほうがよい。

Fort Remote:発掘作業

西の辺境の砦Fort Remoteでは、さらに西の洞窟の奥にあったはずの地上への出口*1の発掘作業が進んでいる。もし出口が見つかれば、テレポータを修復するより確実な交通路を確保できることになるのだが、どうも進行がはかばかしくないようだ。
Fort Remoteの司令官に話を聞くと、発掘現場に行って現状を確認、必要な処置をしてほしいという。


砦の西から出て洞窟の迷路を北上し、発掘作業の基地へ。主に作業しているのは魔術師と、物資と引き換えに雇われたオーガの一部族であるようだ。
司令官に頼まれて現場を見に行ったところで、トラブルが発生。魔術師が誤射した火の玉をまともに喰らったオーガが、もうやっとれん、と逃げ出してしまった。
魔術師も去って無人になった現場を後にして、また司令官のところへ。先ほどの誤射事件でオーガの不満が爆発し、ついに作業をサボタージュしはじめたとのこと。なんとかしてほしい、と泣きつかれる。
基地の地下にあるオーガの居住区に行くと、どうやら内紛が発生しているもよう。横暴な族長に対して、それよりは多少はましな副族長が反乱を試みているようだ。
話を聞くと、双方から自分の代理で相手に決闘を申し込んでほしいと頼まれる。どちらについても、勝者に改めて作業協力を要請し、司令官に報告することでクエストは完了できる。

サブクエスト:爆発コウモリ

Fort Remoteから発掘現場までの洞窟群のあちこちに、死ぬと爆発するコウモリの巣が点在している。
群れているところへ近寄ってうっかり倒してしまうと、次々に誘爆してパーティが全滅しかねない。なるべく遠くから攻撃して、こちらに飛んでこられないうちに一掃すること。

サブクエスト:虫汁集め

Fort Remoteの治療師が、復活の巻物を作成する材料を探している。砦の北西にある穴に住む、特定の大きな虫の汁を適量集めてくること。あまりダメージを与えると相手が急に強くなるので、倒すことは考えずに適量になったらひたすら逃げるべし。

サブクエスト:密売人の裏切り者

Almaria北東のアジトにいる密売人Chrysanderから追跡を頼まれた相手Tamasは、Fort Remoteと発掘現場を結ぶ道の地下に隠れている。
依頼人の真の目的は、盗まれたものの奪回ではなく相手を消すこと。Tamasの一団は密売人から逃げて中毒から回復しようとしている。良心が痛むようなら、そっと立ち去る方がいい。

Almaria:人質奪回

城の東、Great Portalに行く前に通ったAlmariaで、隠し事をしていた市長を問いただす。地上の帝国からの使者として街を訪れていた三人の重要人物が、地下の下水道に巣食う密売人の一味に捕まって人質になっているという。
市内で聞き込みをしていると、かつて地下の下水道で働いていたという男に遭遇。人質がいる牢獄に通じる隠し通路の情報を得た。
下水道への入り口を開けてもらい、地下へ。大量の罠を解除し、時々遭遇する大ネズミを一掃して、教えられた通りの通路から牢獄に入ったところ、人質は全員無事だった。
敵ではないことを告げて牢屋を開け、隠し通路から出たところで、異変に気がついた密売人一味が追ってきた。人質を守りつつ戦っては先に進み、を繰り返すのだが、人質の皆様には今イチ危機感がないようで、ちょっと目を離すと進路を離れてふらふらとどこかへ行ってしまう。はぐれた一人を追って元の道に戻しているうちに他の誰かがどこかへふらふら、慌てて追って行くと行く手に新たな敵が、という感じできりがない。
最終的には全員無事に下水道を脱出できたが、追手との戦闘そのものよりも、人質の誘導の方に余計に時間と労力を割かれてしまった。

*1:シリーズ第一作における最終目的地